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女性ホルモンについて
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。
エストロゲンはライフステージで変化し、思春期を迎えるとエストロゲンの分泌が増えて初経を迎え、性成熟期にはエストロゲンの分泌が安定し、45歳ごろからエストロゲンの分泌が低下し50歳ごろに閉経を迎えます。閉経前の5年間と閉経後の5年間の約10年間を更年期とよび、のぼせ・ほてり、疲れ、不眠、頭痛、イライラ、肩こりなどの症状がでます。

当院での治療法
プラセンタ皮下注射の
保険治療
日本人のヒト胎盤由来の注射剤で、アミノ酸・各種ペプチド・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が含まれるもので、保険の適応があります。しかし、献血・輸血・臓器提供はできなくなります。
プラセンタサプリメントの
自費治療
日本人のヒト胎盤由来の100%プラセンタ乾燥末で、各種サイトカイン(細胞増殖因子)を含んでいます。2カプセルの服用でメルスモン1アンプルと同等の力価があります。注射が苦手でも気軽に服用できますし、献血不可という縛りもありません。
漢方薬の保険治療
貧血ぎみで冷え性・頭重感・めまいがある場合は当帰芍薬散、肩こり・イライラ・不眠がある場合は加味逍遥散、強い肩こり・多汗等がある場合には桂枝茯苓丸などを保険で処方します。
大豆イソフラボンの
エクエル自費治療
エストロゲンの減少した体内で、エクオール(大豆イソフラボンが腸内細菌で返還されて生まれる成分)がエストロゲン受容体に入ることで、エストロゲンに似た働きをします。


